9月23日≪手話の日≫にちなんで…
- よつ葉保険サービス
- 9月22日
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まだ暑さが残っていますが、秋はスポーツの季節。
スポーツ観戦が好きなわたしは「東京2025 世界陸上」を大いに楽しみましたが、皆さんはいかがだったでしょうか?
さて、今年はもう1つ、大きなスポーツイベントを楽しめるんです。2025年11月15日(土)から「東京2025 デフリンピック」が開催されます!
テレビ中継、あるといいな♪
デフリンピックは、聞こえない・聞こえにくい聴覚に障害があるアスリートたちが競う国際スポーツ大会です。今大会は初めてデフリンピックが開催されてから100周年記念の大会。日本でのデフリンピック開催は初めてということで、より注目すべき大会となっています。
さて、聴覚障がい者ときくと手話を思いだすのではないでしょうか?
9月23日は「手話の日」です。国連が制定した「手話言語の国際デー」で、今年6月に施行された「手話に関する施策の推進に関する法律」によって、手話への理解と関心を深める「手話の日」として定められました。
聞こえるわたしたち日本人の“聴者(ちょうしゃ)”の第一言語は日本語ですが、聞こえない・聞こえにくい❝ろう者(聾者)❞が使う第一言語が日本手話です。
日本手話は日本語どおりに割り当てた言葉を手で表現していると思われがちですが、日本語とは文法や表現の仕方が違います。
※日本手話とは違い日本語に合わせた日本語対応手話という表現方法もあります。

わたしが手話を始めたきっかけは、聾学校の近くで働いていた時に「外国人とは英語で話せるのに、同じ日本人の聞こえない人たちと話しができないのは残念だなぁ…」と思ったからです。
今では手話サークルに入り、メンバーやろう者の先生と少し手話で話ができるようになりました。少し離れたところにいても、声を使わず話ができるので、とっても面白いですよ。
さて、ちょっとやってみましょう!≪今日から使える☆ワンポイント手話≫
「おはようございます」⇒朝(枕を外すor顔を洗う)+挨拶(人がお辞儀)

手の表現だけでなく、口型で「おはようございます」と表します。「おはよう」も同様。
口型が無いと、「朝の挨拶」のようにも読み取れてしまうため、おはようと口で表すことが重要です。
「こんにちは」⇒正午(時計の針が12時)+挨拶(人が向かいあってお辞儀)

手の表現だけでなく、口型も「こんにちは」と表します。
朗らかな気持ちの時はニコッとしながら手話で挨拶すると、気持ちが伝わりますよ。
「こんばんは」⇒夜(暗くなる/カーテンを閉める)+挨拶(人が向かいあってお辞儀)

「こんばんは」の口型もつけます。表情も大事です。
「お疲れさまです」「お疲れさまでした」⇒手首の下あたりを軽くトントンと2回たたく

労いで肩をたたく時のような表現です。手だけでなく、労いの表情と口型も大事です。
忙しそうな時などに言う「大変ですね」も同じ手の形で、口型と表情で区別します。
「ありがとうございます」⇒左手を軍配に見立て、右手は力士が軍配に手刀(たてがたな)を切る動き(トンと1回)

それぞれ口型と感謝の表情で。「ありがとう」との違いは、口型と表情で区別します。
今回は手話の日にちなんだ記事をお届けしました。
わたしはどんな時に自分が手話を使うのか分からないまま手話を学び始めました。手話で話している人を見かけたからといって、わざわざ「おはようございます。わたしは手話が少しできます。」と言うために駆け寄る人ってなかなかいないですものね。
手話が分かって面白いことは、手話のドラマ(アニメ)を文字に頼らず楽しめることです。「愛していると言ってくれ」、「オレンジデイズ」、「silent」、「星降る夜に」、「しずかちゃんとパパ」、「ゆびさきとと恋々」などなど色々あり、今までと違う角度から見ることができます。もちろん手話が分からない方でも楽しめるので、手話になじみが無い方もご覧になってはいかがでしょうか?

聞こえない・聞こえない人も平成20年6月から運転免許を取得できる人も運転免許証を取得できるようになり、たくさんのろう者が運転しています。
よつ葉保険サービスではろう者のお客さまへの情報補償を、手話と筆談、文字変換アプリなどでサポートいたします。
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