「津波警報」どうしていましたか?
- よつ葉保険サービス
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更新日:5 日前
もうすぐ9月1日。「防災の日」がやってきます。防災の備えはしていますか?わたしは防災リュックに中身を秋冬仕様にするにはまだ早いので衣類等の入替はせず、①食品ストックなどの確認入替と、②「災害用伝言ダイヤル171」の使い方の復習をする予定です。①のローリングストックについては、お米が高いので、主食については、パスタ&パスタソース、乾麺&めんつゆに加え、アレンジを考えた時に重要な調味料のストックを多めに準備しています。

さて、少し前のお話ですが、7月30日(水)の朝、カムチャッカ半島沖で地震がありました。日本ではこの地震による揺れの被害はなかったようですが、太平洋側の多くの地域に津波注意報と警報が発表されました。
発表された津波高は最大3m。うまく表現するのが難しいですが、海面が3m盛り上がる=その下にある海水の体積も押し寄せてくるので、とっても怖いですね。
当社は標高(海抜)11.5mにあり、近くに汐入川につながる水路がありますが、千年に一度の津波のハザードマップ上でも問題ないので営業を継続。当社事務所にはテレビがありませんので、個人のスマホで登録しているNHK+(プラス)で情報を得ていました。
お客さまから津波関連の事故報告などはなく、一同安心しました。

ご存知のとおり3mの津波がきた場合、海抜(標高)4mの場所に居れば安心ということではありません。津波が陸地を駆け上がる高さ『遡上高』があるため海抜(標高)4mの場所にも津波が押し寄せる可能性があるからです。
テレビなどの速報で「津波は津波は何度も押し寄せます」というのは、どういうことでしょうか?

沖合の深い海にある時に津波が動く速さは非常に速いのですが、水深が浅くなる海岸付近では遅くなります。浅い海で速度が遅くなった前方部の波に、後ろから追いついたまだ速度が速い津波が重なり陸地を駆け上がります。また、津波の周期が長い(波と波の間隔が長い)津波の場合でも波が次々と重なり、陸地を駆け上がる遡上高が増大します。
これらの影響から、特に岬の先端やV字形に湾曲した海岸には、津波のエネルギーが集中し、実際の津波の高さよりもはるかに高い場所まで津波の被害が広がります。
一般的に、遡上高は波高(津波高)の2倍から4倍程度になるといわれています。2011年3月の東日本大震災では、岩手県宮古市姉吉地区で16.6mの津波(自体の高さ)を観測したそうですが、遡上高は40.5mと、約2.44倍の記録されています。
行政が公表しているハザードマップの津波高(波高)別の津波危険区域は遡上高を考慮しています。多くのハザードマップに参考として津波が5mなら…、10mなら...、千年に一度の…、と表示されているので、確認しておくと安心です。

先日、「7月30日 津波警報が発令された日 あなたの家、職場ではどんな対応でしたか?」というテーマの座談会に参加してきました。
夏休み中でもあり、お子さんの部活時の学校の対応やお迎え、住民の避難、避難所の様子についてのお話などが聞けて、とっても参考になりました。わたしは防災士として、津波避難の対象者や避難のポイントやライン(LINE)の安否確認機能の利用についてお話しました。
今回のように地震被害がない場合の津波警報による避難は、あまり想定されていなかったと思います。遠方の災害による津波は、警報などの解除まで長引くことが多いです。暑さ、寒さの対策や、食事や宿泊までを考慮することが、自助に必要な備えです。また、避難するべき人がスムーズに避難できるよう、避難しない人の心構えも大切です。
防災の日も近づきましたので、ハザードマップと備えの見直しをしておきましょう。